変圧器2台の結線
T1,T2が表記される。左の図の場合はT1が左に置かれている。
試験によってはT1が右側に来る場合がある。
2台の変圧器から100Vを取り出す二次側端子が指定されるので
条件に従うこと。
また、二次側の変圧器の渡り線の色及び太さも指定されるので注意。
下の写真に二通りの例を挙げておく。
見ずらいかも知れないが左側の施工の場合は二次側100Vは左に置かれたT1のO端子に接地側(白線)と非接地側(黒線)をT1の一番左のU相から取っている。
また、二次側の渡りは2ミリのIV線白色を使用している。
右側の写真は右側に置かれたT1から100VをO端子とT1のU端子から取っている。二次側渡り線は黒色を使用。
△3△ デルタ結線
試験用のKIP線がかなりいるため、省略されている。
左の図の施工省略部分にあたる。
したがって、一時側のKIP線は6本必要(およそ100㎜)
3相のU、V、Wには色指定がされている。
また、端子台のどの端子から取り出すかも結線図を見て接続する
接地線(アース)は図には省略されているが条件にはあるので注意
結線は上の結線図と同じです。
接地線はT1のv端子に接続しています。
二次側の黒線渡りはIV5.5スケです。
CT回路とOCR結線
左のCT代用端子台はR相、右側はT相、白線を左の結線図の通りに結線すると接地線の接続箇所は写真のように
左側端子台の(小文字エル)ℓに接続する。これは施工条件の中に1端子に接続できる線の本数を2本と限定しているため。
写真はCT結線をIV線と金属管を使用しているが、CVVで出題されることもある。
最近はCVV制御用電線が使用されている(2024年度)
CT回路と同時に使用されるOCR代用端子台
R相が左側
T相が右側
端子台に接続するCVVの線の色は問われない
単相変圧器結線
上の写真は両方とも単相変圧器代用端子台の結線
100Vの取出し接続は左側写真はO端子が接地側、u端子が非接地側として接続
右側端子台写真は100Vが接地側がO端子、非接地側がv端子から取り出している。
200V取り出しは両方の写真ともuーv間に接続。左はIV線使用、右側はVVR2c使用
施工条件に100vの接続端子が指定されればそれに従う。
施工条件で指定されなければ、非接地側はuかvのどちらからでも大丈夫