令和4年(2022)度第一種電気工事士技能試験候補問題公表で露出型コンセント

令和4年(2022)度第一種電気工事士技能試験候補問題公表で露出型コンセント

令和4年(2022)度第一種電気工事士技能試験候補問題が公表されました。

令和3年度とほぼ変わらないのですがNO9に使用されるランプレセプタクルが令和4年では露出型コンセントに変更されていました。

第一種では以前2011年度で露出型コンセントが試験で出題されたことがあります。

第一種電気工事士技能露出型コンセント

試験センター2011年度(平成23年度)解答例より

他の公表問題はNO1~8,10は変更はありませんでした。

器具の位置には変更があるので注意が必要

2021年度(令和3年度)では公表されていた問題の器具の位置が変更になった問題がありました。

例えばNO1の公表は2Pスイッチとコンセントと250Vコンセントがアウトレットボックスの下に配置するよう公表されていました。

第一種電気工事士技能

しかしながら実際に出題された時には2Pスイッチと250Vコンセントはアウトレットボックスの上に配置するという形でした。

この時には200Vと100Vの電源を入れるボックスの位置も考えなければなりませんでした。

第一種電気工事士技能

NO2の出題について公表されていた単線図はアウトレットボックスの上にレセプタクルが配置されていました

第一種電気工事士技能

しかし、実際に出題された時にはレセプタクルと切り替えスイッチの位置が上下入れ替わっていました。

器具が入れ替わることにより接続に迷いが生じた人がいたかもしれません。しかしながら複線図が書ければそれほど難しい問題ではないようです。

 

第一種電気工事士技能

同じ感じでNO3もno4も器具の配置換えがありました。

施工条件に注意

第一種電気工事士の技能試験は公表されているものとは違い、器具の配置が変わることや電流測定や電圧測定などの相間別の組み合わせが変わる場合があります。

公表されている位置でまずは作成してみて、その後、位置替えをして組み立ててみることが出来ます。位置替えをすることで複線図が変わる場合もあるので複線図を書いてから作成するようにもしておきましょう。

NO7とNO10も3通りの出題可能性があるのでどの組み合わせが出ても大丈夫のようにしておきましょう。

電線の種類にも気を付けます。条件によりVVFがVVRに変更になっている場合もあります。練習の際にも変更がありうることを想定しておくことも必要です。



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